こんばんは

小田切です。

10月にTEINの車高調取り付けていた常連N君。

 

そのあとちょっとしてホイールのご相談いただき

ホイールはマルチピースのホイールを入れるつもりだったとのことで

比較的予算もあったので『鍛造』行っちゃおうよ。と(笑)

 

鍛造至上主義ではないですが、

鍛造ホイールだと、細かなオーダーができたり

そもそも価格面もあるとは思いますが装着ユーザーが少なかったりと

カスタムでは重要なほかのユーザーとはかぶらないっていう

部分が大きいと思います。

 

鍛造だと軽いって話もありますが、

これはデザインだったり、ほかの要素でも左右されると

最近は技術の向上もあるので、鋳造といえど軽いホイールもあるので

あまり関係はないかと思います。

 

ホイールの機能としての性能だったらフローフォーミングのスポーツ系ホイールが

一番コスパ高いと思います。そこそこ軽くて安い。

 

 

昨今で鍛造を選ぶ理由はプレミア性と細かなオーダーが可能、デザインの選択肢が広い、

所有の満足感だと思います。

ほかの人が持っていない、ほかの人が知らない、値段的に簡単にほかの人が買わない。

こんなところが鍛造ホイールをおススメする理由です。

 

一本のホイールプレスするためにこんなバカデカいプレス機使う鍛造ホイール。

必然的に量産ができないので高くなりますが、鍛造でしかできない表面の仕上げや

同様なデザインならば強度が高い分スポークを細くできるなど鍛造ならではの魅力があります。

 

 

で今回はTWSをチョイス。

BBSなどはよく量販店でも入れている人を見ますが、

TWSって意外とマイナーな存在。

自動車メーカーの純正ホイールの製造なども手掛け、

BBSを作るワシマイヤーやRAYSなどと並ぶ数少ない国内で鍛造ホイールを自社で製造できるメーカーの１つです。

ちなみにレース用ではなくて鍛造マグネシウムホイールも買えます。

BBSでは１種類は買えるんですが、RAYSにはありません。

そんなブランドです。

 

 

もちろんツラも測定。

今回のリクエストは「どうしても当たってしまうなら仕方ないけどツメのカットとかはしない。」

「ツライチ」「今のところ社外アームなども考えてないので極端なキャンバーつけるとかも無し。」

 

インセットを決める側からすると、フェンダー作ってしまうならば結構ハードル低いですし、

ツメを切れるならばある程度ハードルが下がるのですが、一番ハードル高いツメ加工無しｗ

ツラ出しすぎるとフェンダーのツメにあたるし、逃がしの余裕すぎるとツラが甘くなる・・・

 

まぁ、常連のN君なので、「ある程度攻めていい？タイヤ当たるようならツメ切っていい？」と

許可をもらい、保険はゲットし(笑)ホイールをオーダー。

レヴォーグは4WDなので、前後タイヤは同サイズにします。

（R8やウラカン、GT-Rみたいな一部の特殊な4WDは前後違うサイズでもいいんですが）

でもSUVじゃないドレスアップカーなのでリアのリムが深いスタッガードフィットメントにしたいところ。

（本来はリム幅が前後で違うことのようなので今回はスタッガード風？）

しかも実測するとやはりリアの方が若干余裕あり。

なのでリム幅は同じに、ディスク形状とリムの深さを前後で変更。

 

ホイールはReizend WX07

 

フロントはディスクがフラットなスタンダード

 

リアは若干ですが中心に向かってディスクがくぼんでゆくコンケイブ

そしてリアの方は若干深めのインセットでオーダー。

 

あとは結構重要タイヤチョイス。

フェンダー（ツメも）をかわす場合、タイヤのショルダーの形状がめちゃ重要です。

同じサイズなのにメーカーや銘柄で形状が結構違います。

ショルダー形状関係なくリム幅とって引っ張れればあまり気にしなくていいんですが

レヴォーグの場合8.5J（頑張れば9J）くらいが限界。

でもそれなりに車重やパワーもあるのであんまり極端に細いタイヤを引っ張るのも・・・

となると、ショルダー形状が重要なんです。

しかもこれはいろいろ見て知ってるしかないので、

ホームページ見たからってわかるもんでもないですしメーカーが教えてくれるもんでもないので・・・

 

で今回のタイヤのショルダーがこちら（ナンカンのNS-2）

 

でちょうど同じ8.5Jに同じタイヤサイズ組んだのがあったので比較、ちなみにNITTO NT555

ショルダーの寝ぐあい違うのわかりますか？

これ全く同じタイヤサイズでどちらも8.5Jのホイールに組んでいます。

これの差でフェンダーに当たる当たらないが変わります。

下手すると1cmくらい変わるので。

 

当然ですがNT555が悪いわけではなく、引っ張りなどに制約がある場合にの話です。

そういった場合でないならむしろNT555は低扁平タイヤの中でもコスパいいのでお勧めです。

 

ちなみに装着する車やカスタムの方向性でもタイヤのチョイスは変えてます。

スポーツ系の車両やカスタムの方向性ならスポーツ系のタイヤ選んだりしますし、

ミニバンやセダンとかならなるべくコンフォート系かどちらも両立したプレミアム系のタイヤを選びます。

走らないのかもしれないけどスポーツ系にコンフォートタイヤとかダサいですからね。

どうせカスタムするならその辺もカッコつけましょう。

 

でそんなこんなで取り付けたのがコチラ。

 

 

 

うーん、バレルクリアの輝きが眩しいｗ

 

一応ツラの写真も撮ろうと試みたが・・・でしたｗ

 

リアは持ち帰りの純正ホイール積んだので若干沈んで内側に入ってます。

 

もちろん車両を沈ませたりして確認はしてからお渡しましたが、

帰宅後に確認TELしたら干渉無しとのこと。

一安心(笑)

 

 

こんな感じでジェットストロークでホイールをご購入いただく方にはこんな感じでセッティングをお出しします。

他の方が安いからセッティングだけ測ってほしいはお受けいたしません。

ただ安く買うなら大手量販店さんやネット通販の方が安いでしょう。

わざわざ他より高いお金払っていただいてうちでやっていただくメリットはここです。

これはうちで買って頂く方だけへのサービスです。

 

通販などで買ったとしたって決して安く無いホイールならしっかりとセッティング出して買ったほうがよくないですか？

ってなわけで、ちゃんとホイール履きたい方お待ちしております～。