しゃちょー佐々木ブログ！！　

社長佐々木のFacebookの投稿ブログです♪

６月４日　投稿

ドバイの魅力の１つ、ショッピング！(^-^)/

東京ドーム28個分の敷地面積を誇る世界最大のショッピングモール・ドバイモールを始め、30分圏内に大きなモールが無数にあります！

ここで売っていないものは無いんじゃないかと思うほど、世界中の物が何でもあり、レストランやエステサロン等も各国の有名店が軒を連ねる。

中でもアラブのアンティークなオブジェやハイブランドショップ、アパレル&スニーカー等のセレクトショップはオススメ！見応え満点！しかも免税！お金がいくらあっても足らない。(笑)

ただ僕はブランド品を身に付けてそのロゴの力を借りて自分を大きく見せたいとかSNSで自慢したいとかは思わない。

その争いに参戦すると、僕が庶民である以上、上には上がいるから結局勝てないし、浪費するだけで自分磨きにはならない。

むしろ器と実績が伴わないのにブランドの虜になっている人はかなり痛いし、そこにハマるとブランドを身に着けない日は100%のパフォーマンスを発揮出来ないとさえ思い始めるから、何のためのオシャレなのか分からない。

そうではなく、しっかりとデザインされた上質なものを見て感覚を養い、トレンドを知り、配色や造形を学び、自分のモノづくりに活かす目線でウィンドーショッピングするのはとても勉強になる。だから僕は商品そのものもそうだけど、店の看板や店舗のディスプレイや演出等をパシャパシャ写真に撮り、自分が買う側だけではなく作る側や売る側になったときの資料としてフォルダに保存してる。

これは趣味でもあるけど、会社経営の役にも立っている。

その中でたまたまデザイン的にカッコ良いと思ったものがブランド品だったら買えばよいし、高いと感じるのであれば、それが買える自分へと価値を高めればよい。

ちょっと脱線するけど、僕は商売において製品やサービスが安定的に売れ続ける仕組みより、極端な話、別に売り込もうと思っていないのに、顧客がそれを、どうしても買いたいと熱狂的に押し掛けて来る仕組みに興味がある。

そういう点で見ると、ハイブランドの経営戦略はとても参考になる。ただ高いだけではなく、当然ルーツやセンスもズバ抜けているし、接客やマーケティングにおいてもかなり緻密に組まれトレーニングされている。そしてそもそも製品のデザインや魅力だけではなく、製品を身に纏うことによるステータスや、ブランド自体がライフスタイルそのものを確立し、それを提供しているところが凄い。まさにローマは一日にして成らず。

また長い歴史を待つハイブランドではなくとも、言わずと知れたシュプリームや、カニエ・ウエストのスタイリングを手掛けてきたヴァージル・アブローが2013年にスタートさせたOff-Whiteなど、ラグジュアリー×ストリートをテーマにしたアパレルブランド達がブレずに展開してきたゲリラ的プロモーションやドロップと言われる販売方法もとても参考になる。

この企業努力の蓄積に、人は魅了されていくんだなーと。

ハッキリ言って車のカスタムや修理なんてどこだって出来る。うちで開発した塗料やエアサスだって、似たようなものは沢山ある。

なのになぜ、顧客やスタッフはうちの会社を選ぶのか。

ヴィトンやディオールのバッグだって、物を入れて運ぶという役割だけなら50万円も出す必要は無い。5000円も出せば充分良いものが買える。

ではなぜ、人はそこにお金を費やすのか。

僕はその答えを、クルマ好きに向けて提供し続ける会社のトップで在りたい。

そうなると、

僕や僕の会社は、顧客とスタッフにとって、ブランドにならなければならない。

なのであれば、売り上げ目標や店舗数や雇用数は企業成長の指標ではなく、自社のブランド力を築く為の手段でしかない。

どこをカスタムするかより、どこでカスタムするか。

何を仕事にするかより、誰と仕事をするか。

その「どこ」や「誰」になることがゴールであり、それが顧客やスタッフの価値になる。