社長佐々木のFacebookの投稿ブログです♪

６月６日　お誕生日♪♪

ルーツ

母子家庭で育った僕は、昼夜忙しく働く母に目を向けてもらおうと、よく指先をカッターで切った。こうすれば母は仕事を休んでくれるから。今思うとヤベー病的なガキだったけど、当時はそれ位しか母に抱き締めてもらう方法が見つからなかった。

僕は今でも一人にされるのが嫌だ。

1人で読書をしたり一人で海外に行ったりするのは全然苦じゃ無いのに、家族や仲間から無視されたり、団体の中で一人ぼっちになったり、スタッフさんが辞めたり、僕を必要としてくれる人が居なくなることに、強い恐怖を感じる。

これが僕のトラウマだ。

だからこそ、

22才に会社を設立した時から自分が一人ぼっちにならない(されない)環境=人が僕のもとに集まり離れない仕組みと考え、これを実践してきた。

今だからこそロジカルな思考を手に入れたけど、当時まずは一人ぼっちにならないように多くの仲間が出演するストーリー(経営計画書)を頭に描き、次に自分が主人公(プレーヤー)であり監督(経営者)として人(顧客)を惹き付ける映画(未来ビジョン)のような人生を送ろうと決意し、人(顧客)から拍手(対価)を浴び、共演者(求職者)を集め、自らの存在価値(理念)を実感してきた。

これをうまくやれば、一人にならなくて済むだろうと。

孤独からの回避は、創業期から独自のブランディング力を確立させていったのだ。

後から学んだ経営メソッドやテクニックは、自分の行動を理論付ける後追いの答え合わせでしかなかった。やはり答えは外ではなく内にあった。

この寂しがり屋バイタリティーは、良くも悪くも今も変わらない。

僕が海外で仕事をする理由もそうかもしれない。

片言の英会話で突破していく自分も

写真の無いメニューで注文を失敗した自分も

ひょっとしたら日本人が誰も見たことのない景色を発見した自分も

ホテルのシャワールームがびちょびちょになり必死に床を拭く自分も

様々な国の友達から時差なんてお構い無しで電話が鳴る自分も

僕の演じる映画を楽しみにしてくれている人への見せ場として、必要な演出だからだ。

退屈な映画はすぐに飽きられ記憶にさえ残らない。

ただ若い頃、僕のこんな生き方を否定され悩んだ時期もあった。

そんな時先輩から「孤独からの防衛本能はお前のハングリー精神の源でありトラウマは最強の武器。母に感謝せよ！」と諭された。

涙と勇気が溢れ出た。

ならばその源と武器を使い、この人生を演じきる！と決めてからは、カッコつけながらすきを仕事をしている自分が好きになってきた。

そして自分で自分を愛せずに、他人に自分を愛してもらおうなど、失礼な話だとさえ思えるようになってきた。

今日は僕の誕生日。

亡き母に感謝する日。

日本から遠く離れた宮殿の前で、もう一つのトラウマである足の短さを克服した僕のことを、いつまでも見守っていてください♪　母ちゃんの代わりにカメラの広角機能が今の僕を支えてくれてます。

だから僕は孤独じゃないよ。www

産んでくれてありがとな♪

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