ジョ～ブロ

2019年1月25日 / 最終更新日 : 2019年1月25日 jetstroke ジョ～ブロ

オーディオな話

こんばんは！

小田切です。

過去にもちょいちょいオーディオの話は出てきていますが、

先日ふと某オーディオ業者の方と話していた事＆その時のブログをたまたま見つけたので・・・

あ、これは私の見解ですのでその点踏まえたうえでお読みいただけたらと思います。

ジェットストローク＆Euroside（ユーロサイド）でオーディオのご相談頂くときに

結構聞かれるのですが、「ハイレゾってどうなんですか？」って話です。

自分の感覚ではいらないんじゃないかって思います。

私は基本的に音源はCDからインポートしたもの（一部iTunesで買ったもの）を

iTunesで管理してiPhoneに入れたものを車内で純正ナビに接続して聴いています。

一応iTunesにインポートする形式はMP3（320kbps）で取り込んでます。

最近では定額でストリーミングサービスで音楽を聴いている方も多いのではないでしょうか？

その音質は調べてみると最大320kbpsと私が持ち歩いている音源と同等です。

何時もハイレゾ音源を持ち歩き、高音質のオーディオで聞かれている方ならこだわってハイレゾもありかと思います。

ただ、そうでない方だった場合（普段はストリーミングでとかの方）は車でない時はMP3のようないわゆる非可逆圧縮でOKで

車だとこだわってハイレゾって環境は必要なのか？と。

データ量も大きくなるので（MP3 320kbpsとWAVだとデータ量で4～8倍くらい違います）

スマホやプレイヤーの容量も食いますし。

で、実際音質はどうなのかって点。

自分の経験上あまり変わらないっていう感想です。

10年くらい前ですが、クラブでDJが使用する音源でMP3とWAVの音源での音質の議論がありました。

大量に音源を持ち歩くDJは容量の問題もありますし

DJ用の音源を配信・販売するサイトではMP3とWAVが販売されていてWAVの方が高い（1.5倍だか2倍くらいだった気が・・・）

ので音質大して変わらないならMP3の方がいいわけです。

で、プロのDJの人が検証したのがこのブログ↓

https://qhey.blog.so-net.ne.jp/2009-12-17

結果、違いがわからない。

もちろんクラブのサウンドシステムじゃって思う方もいるかもしれません。

確かにスタジオの音響やこだわってシステムを組んだホームオーディオレベルなら、

この方も書いてますが、違いが出るかもしれません。

でも、ただ爆音で音が鳴ってりゃいいでしょってクラブでなければ

通常ちゃんとサウンドチェックをして調整をしてから音楽は流されるので、

そういう差は現れると思います。

自分の経験上そんな適当に音が出ている環境ではないと思います。

で、当時学生だった私も両方聞いてみました（そこそこちゃんとしたヘッドホンで）

正直、明確な違いは分かりませんでした。

そんな経験から思っているのは、

頂点まで突き詰めるなら別ですが、そこそこのレベルまでなら

音源の音質よりもまずしっかり音を鳴らせるセッティングや

そもそも、気持ちよく聞きたい音楽が聴けるようにするのが大事だと思います。

そりゃ、セッティングがちゃんとしてある前提ですが、

お金かけただけいい音のが普通でしょう。

でも、ドライブしながら気持ちよく音楽を聴くなら、

突き詰める方向を持ったオーディオのあり方でなくてもいいんではないんでしょうか？

音質云々の前にその音源がちゃんと鳴るようなセッティング。

肉で言うならA5ランクの最高級な肉でなくても、

それなりの肉だって、ちゃんとした火加減と味付けをすれば美味しく食べられる的な(笑)

ユナイテッドサウンドの長谷川さんが提案するLo-Fiオーディオという考え方。

私はこの考え方に賛同です。

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Lo-Fi の語源

Lo-Fi（Low-Fidelity、Lo-Fi music）とは、音楽のレコーディングの際の録音状態、録音技巧の一つで、極端に高音質なものではない録音環境を志向する価値観。転じて、そうした要素を持った音楽自体を表す言葉。対義語はHi-Fi。

Low-Fidelityの略を起源とするが、日本で生まれた「略語」ではなく、英語圏でも同様にLo-Fiとして扱われる正式な音楽用語である。Hi-Fiの場合は再生環境についても言及されることが多いが、基本的に再生環境は高音質であるほどいい、という考え方がある。そえれとは異なり、Lo-Fiの場合は再生環境について特段の要求はされない事が多い。

↑

このようにLo-Fiとは音楽の世界では昔からあった言葉です。カーオーディオ(オーディオ)でこれらの音楽を楽しみたい人はたくさんいるはずです。

Lo-Fi Audio という楽しみ方

録音状態が良いとは言えないLo-Fiミュージックというジャンルが注目されるシーンにオーディオ側はむしろドンドンとかけ離れていってしまっています。再生レンジやビットレートなどの数値的な評価も大切なオーディオですが、音色や表現の部分の数字で表せない部分を重要としたオーディオも評価すべきと考えています。そこでユナイテッドサウンドはLo-Fi Musicを楽しめるサウンドシステムの提案を行っています。

分類されるジャンルとしては今までの音楽ジャンルでまとめられず、日本でいうところのバラードを指すようなイメージです。

70年代、80年代のJAZZ,SOUL,HIP HOP,から90年代のNEO SOULや2000年をこえた現在のアーティストのCROSSOVERまで様々です。

リラックスすることが目的の音楽や時にはアップテンポの曲でノリを楽しめれば最高だと考えています。

哲学的ではありますが、、

音が悪いのが良いという浅はかな考え方でなく、自分の好きなアーティストや音楽ジャンルの楽しみ方は全てHi-Fiオーディオで楽しめるわけではないという事実。

ただ、そのLo-Fiミュージックを忠実に再現するというHi-Fiな考え方に基づいたHi-Fiオーディオであれば楽しいに違いありませんね。

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ユナイテッドサウンドさんのブログより拝借いたしました。

気になる方はこの記事とかも読んで頂きたいです。

https://ameblo.jp/unitedsound/entry-12431182709.html

決してハイレゾを否定するつもりはありません。

ただ、最高音質を追及するのみがオーディオの目的ではないってことが言いたいだけです。