ジョ～発!!変な・・・

※下記の内容は2018年以前のみんカラブログの記事をホームページ用に転載した過去ログとなります。

こんばんは！

小田切です！

前回・前々回と割と王道なすごい車たちの話をしましたが、

今回は変な車たちに焦点を当てていきたいと思います。

特にレーシングカーなどは決められたレギュレーション（規則）の中で
いかに他社よりも速いマシーンを作ることに力を注いでいたため
レギュレーションの想像範囲を超えるようなマシンが結構作られました。

まずは1976年と1977年のF1カー
ティレル（タイレル）・P34

最近のF1を見慣れた人だと、

「あれ？合成？」

と思う方もいるかと思いますが、実写です（笑）

前輪が4輪あるんです。

このマシンが生まれた経緯はこう。

『前輪大きいと空気抵抗が大きい』
↓
『じゃあ小さくすればいいんじゃね？』
↓
『でも小さくするとタイヤの接地面積が小さくなってグリップ力下がるじゃん』
↓
『んじゃ、もう2輪増やしちゃお！』

っていう考えです（笑）

ただ、当初の成績はそこそこだったものの
翌年には重量がかさむ等のデメリットから2年で消滅しました。

また1983年にはレギュレーションにより4輪が規定されたため
今後は出てこない。と言うマシンです。

次はシャパラル 2J

通称ファンカーと呼ばれます。

なぜファンカーか。

それは後ろにデカいファンが付いているからです（笑）

なぜファンが付いているのか・・・

車はサーキット等で走行する場合速く旋回する為にダウンフォース（車を下に押し付ける力）
を使っています。その為レーシングカーには前後に馬鹿デカイウイングを付けたりしています。
（飛行機の翼の逆さまの発想です）
しかし、コレは風を受けて生じるものなので、車速に左右されるわけです。
そこでシャパラルは『ボディ下の空気吸い出して引っ付きゃ同じだろ』
と考え後ろのファンで車体下の空気を吸い出す車を作ったわけです。
（掃除機のようなイメージでしょうか）
その為、走るためのエンジンとファンを回すためのスノーモービル用のエンジンを積みました。

しかしこのアイディアは他のチームから大ブーイングにあい（笑）
一年でなくなりました。

でもこのアイディアは今でも生きてはいます。

それがコイツ↓
フェラーリ599XX

コイツは吸い出した空気を本来テールランプがあったところから排出してます。

最後はおバカなノリの車ルノー　エスパス F1

ルノーが記念モデル（デモンストレーションの）としてミニバンエスパスにF1のエンジンを
積み込みました。中も4席バケットで後部座席の間にはエンジンのファンネルが見えてます（笑）

ちなみに普通のエスパスがこちら

動画はこんな感じ。

F1そのものには劣るかも知れませんが、外見がミニバンなだけですね。
（相当凄みのあるミニバンですが・・・）

こういったへんてこりんな車たちでもたまにカスタム参考になったりするんですよね。

色々見てみるっていうのも思わぬ発見があったりするのでおすすめです！！

以上小田切でしたー！！

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