皆さんこんちわー！

 

新人の、笑顔ニッコニコのユッヘです！

 

最近ボブ店長にたくさんのあだ名をつけられており、本当の自分が誰なのか多々忘れることも・・・。

 

今後、作業ごとにボブ店長に命名されると思いますのでそちらも紹介できたらなと思います！

 

さーて、今回のHeyYou整備日記では、シビックFK7にBC RACING の車高調を取り付けた際のお話。

 

シビックFK７といえばシビックの現行モデルですよねー！

 

この型のタイプRは今やFF最速といわれていますよねー。

 

もともと自分が乗っているGOLF７.５GTIがFF最速だったのに・・・。

複雑な気持ちです。

 

そんな話はさておき、シビックFK7に今回取り付けたのは『BC RACING』さんのCUSTOM COILOVERS

BC RACINGさんではBR・RM・ER・HM・ZRの全５種類のシリーズがあり、お客様の用途に合わせて選ぶことが可能です！

 

例えば、普段は街乗りメインだけど、たまにサーキットに行ってスポーツ走行をしたいなんてお客様にはBRシリーズがおすすめです。

 

またBRシリーズの中にもRS・RA・RH・RNの４タイプがあり、

 

サーキットやワインディングでヨレが少ない仕様を求めるのであればRA又はRHタイプを、

 

街乗りメインで、乗り心地や走行音を気にされるのであればRS又はRNタイプなど細かく選ぶことができます。

 

詳しくはBC RACINGさんのホームページをご覧ください！

https://www.tanida-web.co.jp/cgi-bin/static/page.cgi?id=5&act=page

今回のお客様は、とにかく車高を落としたい！とのご希望でしたのでBRシリーズのEXTREMELOW(オプション)をお勧めさせていただきました！

 

入庫時の車両はこんな感じ。

純正ショックではボディーとタイヤの隙間が気になってしまいますね。だいたい拳1個くらいの隙間

でも任せてください。

 

指１本も入らなくして見せます。

先月は新人ながら、エアサス３台組ませていただいて、ボブ店長にノウハウを叩き込まれています。

 

今回の車両はFF車両(フロントエンジン・フロントドライブ)。

FF車の足回作業の中で何よりも注意しなくてはならないのはドライブシャフトが抜けること。いわゆる脱臼ですね。

 

何が何でもそれだけは避けたいです。

 

またHONDAさんのドライブシャフトはトリポート型なので一度抜けると全部ばらしてブーツを外して入れなおすか、奇跡を信じてずらしながら押すかの２通り。

 

ボブ店長にも、はめ込むのは１０００回に１回の確率だから気をつけろよ。と念を押されました。

 

さーて作業開始です！

 

パパっとホイールやブレーキの配管を取り外して、ショックを止めているボルト・ナットを取り外しアッパーマウントのナットを緩めてフリーの状態にしたらあと外すだけ

でも早まらないでっ！

 

脱臼の対策を！（笑）

 

アームの下にエアジャッキを入れて、ショックを外した後にディスクの重さで抜け落ちないようにS字フックの準備を！

右側は難なく交換できました！

 

問題は左側です。

ネットで調べてみると、ほとんどといっていいほど左側を皆様脱臼しております。

↑右側ドライブシャウト

↑左側ドライブシャウト

その理由は右側に比べて左側のほうがドライブシャフトが長くなっているからショックを抜くスペースが右側に比べてありません

 

自分も苦戦し、試行錯誤した結果、ショックがあと少しで外れそう！と思った矢先・・・

 

『カタン』

 

無事脱臼しました。

 

何の舞ブレもなくいきなり負傷しました。いや。負傷させました。

 

何度も手を加えましたが駄目でした。

 

全身冷たくなって顔色も悪くなりながらボブ店長に報告しに行ったところ、ボブ店長は変わり果てた僕の姿を見て察したのでしょう。

 

お前抜いたな。お前抜き男だな。追い抜き男。

 

返す言葉もありません・・・

とりあえず一緒に確認してもらい、確実に脱臼していることを診断していただいて、治療法、また今できることを指示していただきました。

 

まあ外れたものは仕方ないのでとりあえずフリー状態を利用してササっと車高調に交換しいざ組付けようとした結果

 

『カシャンッ』

 

奇跡が起きたとともに、にやけが止まらなくなりました。

 

でもこんな奇跡みたいなことはそうあるものではないので、本当に次回から気を付けます。

 

まあアクシデントもありましたが、無事Fr,Rrとも交換して、ササっとアライメントをとって作業を完了いたしました！

↑Frサスペンション

↑Rrサスペンション

ロードテストの際も異音や振動、節々の痛みともに確認できなかったため安心して納車(退院)することができました！

 

気になる車高はFr　－5.0ｃｍ　Ｒｒ－5.4ｃｍ　となっており指は横に一本ギリギリ入る程度まで落とすことができました！

シビックFK7のオーナーO様！ご依頼ありがとうございました！

また何かありましたら何なりと！

 

以上！抜き男こと、ユッヘでした！