ジョ～ブロ

2015年2月23日 / 最終更新日 : 2018年12月18日 jetstroke ジョ～ブロ

ジョー発!!Zカー

※下記の内容は2018年以前のみんカラブログの記事をホームページ用に転載した過去ログとなります。

こんばんは！

小田切です。

2月19日に「Zカーの父」として知られる
元米国日産社長片山豊氏がお亡くなりになられたそうです。

（ニュース記事より）
片山さんは1909年静岡県生まれ。1935年、親戚の鮎川義介が創業した日産自動車に入社。1954年に日本初のモーターショーである全日本自動車ショウ(現：東京モーターショー)の開催にも尽力しました。

その後、米国日産の初代社長を務め、日本車の機能美と日本人の細やかなサービスを武器に、日産車をアメリカに浸透させることに成功。世界的な名車「フェアレディZ」の生みの親として知られ、ブルーバード510の開発も主導。「Mr.K」の異名を取り日産自動車のアメリカでの大躍進を支え、本田宗一郎さん、豊田英二さん、田口玄一さんに続き、エンジニア以外では異例の米国自動車殿堂入りを果たしています。

ご冥福をお祈りします。

今回は片山氏が生み出したZの話です。

初代フェアレディーZ（S30Z）はダットサン（北米日産）の北米市場拡販のために

強力なイメージリーダーとなるモデルを求めていて、

イギリス製小型スポーツカーのコピーのような従来のダットサン・フェアレディでは、

市場での競争力やインパクトが不十分であると考えていた片山氏によって企画・販売されました。

片山氏は技術者ではありませんでしたが、アメリカ市場のニーズを見据えて

日産本社の開発陣に明確なコンセプトと適切なアドバイスを与え、

初代「Z」のプロデュースを主導しました。

片山自身はインタビューで「ジャガー・Eタイプのような車を造ってくれ」と要望を出したと述べており、

初代Zのスタイリングはその期待を十分に満たすものとなりました。

ジャガー・Eタイプやポルシェに比べて大幅に安価であることから

プアマンズ・ポルシェ（貧乏人のポルシェ）なんて呼ばれましたが（笑）

大ヒットしました。

そしてカスタム・チューニング的に大事なのはココからです（笑）

大ヒット→大量に市場に流通→中古が増える→安くなる（でもスタイルは悪くない）
→カスタムベースに→人気に

ってな感じでカスタムZは今だにすげーのがいっぱい存在します。

そしてカスタムに最適な理由がもう一つ。

このロングノーズ・ショートデッキゆえの広大なエンジンルーム。

アメリカではおなじみV8スワップなんて余裕なので当たり前。

なんならV12だって。

カスタムのスタイルも様々。

オーソドックスなオーバーフェンダーから

ワークスのようなブリスターまで。

バーフェン程度の流麗なボディーラインもいいですが

このマッチョなスタイルたまりませんね。

最近では国内のショップでもこの間紹介したようなプロツーリング系の

Zもよく出て来ています。

特にロッキーオートさん。

元々のL型エンジンをとぱっらって

スカイライン等のRB25

GT-RのRB26DETT

Z33のVQ35使用など

L型にキャブなどの伝統的（？）なカスタムZも魅力的ですが、

こういうハイテクカスタムなZもすごーく魅力的です。

一度は手に入れてみたい車ですねー。

以上小田切でしたー！

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