※下記の内容は2018年以前のみんカラブログの記事をホームページ用に転載した過去ログとなります。

 

みなさんこんにちわ！

連休真っ只中！！

海へ！　山へ！　キャバクラへ！(チガウかっ！)

ジェットのスタッフ達も連休を利用して普段は中々進められない自分の車のカスタマイズを楽しんでおります♪

今日のブログは私が6月の末に行った人生初めての「講演」について少しお話させて頂こうと思います。

※車ネタじゃないっす。会社経営者や、仕事で部下を持つ人(マネジメントする立場の人)に読んで頂きたいです。

去る、6/30日。埼玉県の自動車板金塗装業界団体「志塾」において人生初の講演をさせて頂きました。　　※正式名称　埼玉県自動車車体整備協同組合　青年部

その講演の内容は、

「社員が自走する・命の使い方経営のススメ」です。

ふざけたレジメの表紙だが、中身は超本気の60ページ越え。

内容的には経営者にターゲットを絞り、

○会議になると誰も手を上げなくなるのはなぜか。
○「ウチのスタッフはやる気が無い・・・」これは本当か。
○部下が指示を待っているだけで自ら聞いてこないのはなぜか。
○気がつくと会社が汚れ、それに対し率先して掃除をする者が居ないのはなぜか。
○なぜ挨拶に元気が無いのか。
○なぜ陰口や不平不満が横行するのか。
○なぜスタッフは相談も無く、突如「辞めます」と言うのか。
○本当に会社を想ってくれているスタッフは何人いるだろうか。
○もし自分が倒れたとしたら、この会社を引き継ぎたいと思うスタッフはいるだろうか。

等の「組織の問題」に対して語らせて頂きました。

会社とは、「人の集まり」ではなく、「考え方の集まり」

そうであるとすれば、人を統率するルールや命令系統、ノルマやあらゆる仕組みの整理の前に「そもそもの考え方や価値観」を共有する時間を大切にするべきだと私は思うのです。

その考え方や価値観を共有する為に一番最初にしなければならないこと。

それは会社の目的と目標を明らかにすること。

何が軸なのかを決めること。

「俺は○○の為に会社を成長させたい！」
「俺の夢は○○だ！○年後に○○したい！」　と、

社長がその想いを発信することが大切だと私は思います。

スタッフ達も、そもそも何の為にここに居るのかが分からなければ、頑張りようがありません。　その「何の為に」をスタッフに与えてあげること、提案してあげることも社長の仕事だと私は思います。

※お給料の為に働くのは当たり前のことですが、それがそもそも働く目的というのは少々寂しい気がします。

目的　＝　理念　会社の在るべき姿。　何の為に存在する会社なのか。

目標　＝　ビジョン　目に見える未来の姿。どこを目指し経営する会社なのか。

そして、その目的と目標が生まれた背景。すなわち、社長の「在り方」や「生き様」そして「経験」や「体験」そこに詰まった「想い」を語ること。

私は会社経営をする中でこれが一番大切だと考えます。

そしてそれが出来るのは、「社長」だけなのです。

※恋愛に例えると分かりやすいよね！いくらダイヤで釣ったって、想いを伝えないと相手の心は動かないもんね！

このブログで1.5Ｈ分の講演の内容をお伝えすることは出来ませんが、少しだけお話を続けるとすればこんな感じです。

船　＝　会社・技術・仕組み・ルール・接客力・・・

船員の笑顔　＝　価値観の共有からなるモチベーションの高い状態

無人島　＝　目指すべき目標　数字で表せることの出来るビジョン

赤い矢印　＝　大切にしたい想い　理念　船を進める為の原動力　何の為に

まず、矢印である「熱い想い(理念)」を掲げ、船長が船員に対し熱く語る。それを聞いた船員達が「その為なら俺も頑張れる！」と仕事に価値を感じ笑顔になり、自ら働き甲斐を見出し始める。働き甲斐を見出し始めた船員は目標へ向けて自分で船を動かす。船が動き始めると、もっと早く、もっと効率よく動かすために技を磨く。ルールを作る。役割を分担する。

この流れが正しい会社経営の手順だと私は考えます。

そして、その手順がうまく回りだしたらいよいよ「幹部」または「リーダー」の出番です。

想いも共有した。　　→　　理念に共感・共鳴した。

進むべき道とゴールも見えた。　→　ビジョンを共有した。

あとはやるだけ。

その「やるだけ」がすなわち、当たり前の事を当たり前ではない位続けること。

「凡事徹底」

※挨拶・朝礼・掃除・会社のルール・業務の仕組み・勉強・出逢い・・・

この凡事徹底をトコトンやり続けることで組織に「習慣」が生まれる。

その習慣はやがて「風土」として形成され、

その「風土」が形成された組織は間違えなく、

強い。

もっと言うと、その風土がスタッフ達の手で良い方向に塗り替えられて行く組織は、

「最強である。」

私の経験上、この習慣化に6～12ヶ月。

風土化するのに、1～3年はかかると思います。

またここは想定ではありますが、風土が彼らの手で成長発展し続けるようになるには3～5年の年月がかかるのではないかと思います。　もっとかかるかなぁ。
(ＪＥＴも今はココを目指しています。)

すぐに結果が出なくても、一度決めた事はやり続ける事が大切です。

そして、

それを遂行するのは社長ではなく、【幹部やリーダー】の役割なんです。

ここは社長ではありません。

船に例えると、社長がいちいち機関室に行ってエンジンを直したり、食堂に行ってご飯を作ったりしていては、目の前に迫り来る氷山に激突してしまうでしょう。

社長の仕事はあくまでも、会社経営の未来を見通すこと。

船で言うと、誰よりも高い位置で双眼鏡を使い、船の針路を決めること。

しかし勘違いしてはダメ。社長は楽をして良い。と言っているのではありません。

船の針路を決めるには、あらゆる情報を総合的に判断したり、クルーの力を見極め適材適所に人員を配置したり、限りある資源(食料・お金)を分配したり、自分に無い知識を持つ友を増やしたり、航海に必要な装備を見極める力が必要なんです。　それが、「経営力」です。

そこを毎日磨かなければならないと思います。

また「そんなの大企業の考えだよ」と言う人がいますが、私はそうだとは思いません。

数々の成功者の本を読みましたが、そのほとんどの経営者がスタッフ３人とか、10人とかの弱小起業のうちからこのような取り組みを徹底してやり続けてきているんです。

大企業になってからやるのではなく、やり続けたから、

「大企業になれたんです」

そして、

「社長が(上司が)何をするべきかを教えてくれない」　そう思っている人は、考えを改めるべきだと思います。

仕事は上から奪うもの。　　奪ってナンボのスタイルです。

戦略(どこを攻めるかを決めること)は社長の仕事とし、戦術(どうやって攻めるかを決めること。)はもう幹部＆リーダーの仕事です。

会社を潰すのは経営者。会社を伸ばすのは幹部。

これは良く言われる事ですね！

社長からのトップダウンではなく、みんなからのボトムアップ。

誰もが意見を言える会社。

こんな会社を創りたい。

こんな想いに共感してくれる人と出逢いたい！一緒に仕事がしたい！！

おっと段々熱くなってきちゃった。　止まらなくなってしまいそうなので今日はこのへんで。　　続きはサシ飲み会で！　　(お誘い待ってまーっす！　マジ)

最後に私の個人的な夢をひとつ。

それは、まずは自社を成功事例のレベルまで成長させ、ここで働く皆を幸せにし、その成功メソッドを日本中の企業さんへ伝える仕事がしたい。　俺と同じように悩んでいる社長さん達の力になりたい！　そしてこの業界を元気にし、日本を元気にしたい。

会社が元気になれば、パパやママが元気になる。　パパやママが元気になれば、子供達が元気になる！　子供達が元気になれば、国に活力が生まれる！！　国に活力が生まれれば、次世代の若者に日本というすばらしい国のバトンを繋ぐことが出来る！！！

俺は微力であったとしても、無力ではない！！！

それが私の夢の一つです。

また、戦争を美化するつもりも無いし、右も左も関係ないが、ほんの数十年前。

この国の為に命をかけた先祖がいた事だけは忘れたくない。忘れて欲しくない。

だからやるんだ。

そこに命を使うんだ。

そして、
生まれてきた以上、何かデッカイ事に挑戦するんだ！！

それが俺の親孝行のスタイル。そして息子達への教育だ。

俺は本気でそう考えています。

車の話じゃなくてごめんなさい。

また逢う日までアディオスアミーゴ。

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