ギャルバイカーからのご依頼とイケア戦略
※下記の内容は2018年以前のみんカラブログの記事をホームページ用に転載した過去ログとなります。
みなさんこんにちわ!
昨日はフロント竹下の30歳の誕生日でした♪
スタッフの誕生日には全員でちょっとづつお金を出し合ってプレゼントをするのがJETのしきたり。
買出しは私が担当したのですが、今回のプレゼントは・・・・
着るマッサージ器です!!
フロントマンは特にPCとの戦いだから肩がこるでしょ~ でもね、このマッサージ器ホントにすごいんです!! コツ!コツ!って誰かに叩かれているみたい。
(実は自分の分も買ってしまった・・・)
でもなんかこの表情ムカツクよね・・・(笑)
これで君もミソジーズの仲間入り! ようこそこちら側の世界へ!
耳の裏側に注意しながら三十路街道を突っ走れ!!
何はともあれおめでとチャン♪
こちらは先週末のJET-BARのイベントの様子。 DJ陣もベテランからニューカマーまで最高のチューンを披露してくれました。
個人的にはレゲエがもうチョッと多目だと嬉しいのですが・・・
誰かレゲエDJ(セレクター)の方はいらっしゃいませんか?
外ではギャル達の宴会が勃発♪ 常連さんも始めて来た人もすぐに仲良くなっちゃうのがウチのBARの良い所ですね~
焼いてくれた焼き鳥も美味しかったよ~
現在は金・土のみの営業で夜9時~朝5時まで営業しております! 最寄り駅は新京成のくぬぎ山駅から徒歩10分。(ちょっと遠い・・・ 汗)
フードメニューも充実して、ノンアルコールメニューも増えました!
ブログカテゴリーのJETBARも見てくださいね~
話は変わり、こちらはレクサスLSのマフラー(ディフューザー)を移植(FRP加工)している図。
まずは移植する場所を決め、ウチのオリジナルインサートフレームを接着剤で固定します。 インサートフレームがあれば一番面倒な造形をする必要が無くなりますし、パテの量も最小ですみます。
↓こんな感じ
そして裏側からFRPを張り込みます。↓
この時に後付け感が出ないよう、既存のバンパーの造形に溶け込むようなラインを意識して埋め込みます。 何でもかんでも埋め込みゃ偉い! ダクトも数で勝負!バンパーも大きけりゃ勝ち!! みたいなカスタムの方向性は好きではありません。
そして完成の図。
あたかもそこにあったかのような移植技術。
リアビューに迫力が出ましたね♪
小西様、いつもご利用有難うございます!
こちらは鎌ヶ谷にうちあげられたアザラシ・・・ ではなく我らがボブ店長です。
毎日ガリガリ君を2~3本食べてます。(笑)
後ろで歯が出てるのは経理のナツさん。 最近のマイブームはリボン風カチューシャらしい・・・
コチラもボブ店長。 鬼ハンダ作業の真っ最中!!
一日中ハンダしている日も珍しくありません。
でもそういう時は・・・
こんな感じになっちゃうらしいです。 お腹の中を光らせても良い事はありませんよ。店長♪
そしてウチのLED加工はモチロン自社作業です。 LEDの球も発色ムラの少ない国産しか使いません。
こちらは16歳のギャルバイカー・裕梨ちゃん。
ピンクのかわいいホーネットをなんと、ラメラメピンク仕様に塗装致します!
ギラッギラに塗ってあげますよ♪♪
オーナーさん言わく、「超ハデになっちゃいますかね~ からまれないかスゲー心配です~」だって。 若けぇな~ (笑)
そして今でも十分ハデだよ・・・ でも、もし絡まれたらTELチョーダイね! お客様を守るのもJETの仕事です。(笑)
みなさん、IKEA(イケア)っていう家具屋さんを知っていますか?
元々はスウェーデンの会社なんですが、現在イケアジャパンとして千葉、兵庫、埼玉、神奈川、大阪に店舗を展開中。 今後はもっと増えるでしょう。
私が思うイケアが他の家具屋さんと圧倒的に違う点は、家具を売っているのではなく、家具のある生活を売っているという事だと思う。
もちろん豊富な商品点数やデザイン力、リーズナブルな価格も圧倒的支持を得ている要素なんだけど、その商品達を購入していただければ、こんな素敵な生活が送れますよ!とライフスタイル自体を提案している事に成功の秘訣が隠されているの違いない。
こんなエピソードがあります。
まず日本への出店に先駆けて、日本の家庭を100軒訪問し、写真を撮り、そこからイケアの役割がたくさんあることを学んだが、そこでは特に収納が必要であると感じた。また、日本の消費者には“はやくお家に帰りましょう”というメッセージを発信することとした。イケアのモットーは、家庭は世界でもっとも大切な場所であり、子供は世界でもっとも大切な人であるというものであるのだが、会社は世界でもっとも大切な場所ではないにもかかわらず、日本の男性の帰宅時間は遅い。対して、スウェーデンでは6時には帰宅している。イケアはこれをよいビジネスチャンスであるとし、日本の地下鉄の駅で、家庭に関する声明文を張り出したりした。 (抜粋)
「イケアは家具の総合ショップです!デザインにも価格にも自信があります!」
では無く、
「はやくお家に帰りましょう」
「やっぱり家が、世界でいちばん」
というメチャクチャ素敵なキャッチフレーズを山手線内での広告、駅、階段、バスの車体広告、新聞の折り込み広告など徹底的に展開。 また、一般家庭のベランダののっとり広告やカタログ配布、ウェブでの情報発信、TV広告も行った。
イケアが取った戦略は、家で過ごす時間の素晴らしさの提唱であり、そこにウチの家具はどうですか? と自社の商品をあえて全面に押し出さない作戦。
また不景気の影響もあり、外出してお金を使うよりも家にお金を使った方が良いと考える人たちの心をガッチリと掴み、マクドナルドやユニクロと同様低価格商品の数少ない勝ち組企業に成長したのだと思う。
居酒屋さんの業績が軒並み悪いのに対し、デリバリー店(ピザ・すし)の売り上げが30%も伸びているって知ってました? 今年の夏が暑すぎて家から出たくないのもあるだろうケド、家にいる時間がそれだけ長引いているって事ですね。
それと前にブログで書いたことがありますが、ホンダがつけたステップワゴンのキャッチコピー。
「コドモと一緒にドコ行こう!」
これも一緒の戦略ですよね。 販売者としてはステップワゴンの機能やデザインや燃費を語りたくなると思いますが、そこをあえて「ステップワゴンがある生活」を売りにした事で爆発的なヒットを生んだ良い例だと思います。
大切なのはニーズに応えるだけでなく、体験を売り、その商品がある生活を提案するという事。
お客様は自分の本当の欲求をわかっていない場合があるから、求めている表面的な欲求を満たす商品やサービスの提案だけでなく、自らの体験やライフスタイル自体を提案することで底に埋まっている本当の欲求を満たすような商品、サービスを創る事が大切なんだと思います。
そして感動を得られる価値ある商品やサービス、そこでしか手に入らない技術にはお客様はお金を使ってくださいます。 (宜しくお願い致します。 笑)
ウチもパーツや技術を売るだけでなく、他社では得られない、「ジェットストロークというショップで車を創る事自体の価値」を高め続け、人とは違った個性あるカスタムカーに乗る生活そのものを提案していきたいと思います。
最後に船橋のIKEAに行ったときの写真をチラッと紹介します。
行った事のある人は知っていると思いますが、ホットドッグが100円、ドリンク飲み放題セットは150円と激安なんですよね。
しかもソコソコ美味しい。
ケチャップやマスタード、フライオニオン等はセルフでトッピングします。 セルフにすれば人件費もかからないし、自分で作る楽しみも得られる。 体験ですね♪ 子供達も率先してケチャップをかけてます!
コチラは券売機↓
〇がついているのが単品のホットドックです。 ボタン小さいですよね。。 看板は一番大きかったのに。 答えは簡単。 150円のドリンクセットや180円のサルサドックを売りたいからです。 それはなぜか。 そちらの方が収益性が高いという事です。 安いもので集客をしておいて、本当に売りたいものを売る。
広告を作るときの鉄則ですね。 (全品十分安いけど)
ファーストフード以外にも、家具屋なのにレストランが大繁盛! メニューも充実!
本場スウェーデン料理が楽しめます。こっちも驚くほど安い!! ゴハンを食べに家具屋へ行く。 本来ここへ来ない人が来る。 イケア様。流石です。
間口の違う集客チャンネルを持つことは正しいマーケティング術ですね。 でもトヨタが車の販売店舗で携帯を販売して伸び悩んでいます・・ なぜだか分かりますか?
極端な話し、ラーメン屋のメニューに蕎麦があったら頼みますか? イケアは家具屋でゴハンを食べる価値を「圧倒的な価格と独自の味」で勝ち取っています。 普通のレストランの値段で普通に食べられる料理なら家具屋でゴハンを食べたいと思わないはずです。
普通の携帯をわざわざ車屋で買いたいとは思わないって事です。
私がトヨタならディーラーでしか買えない「価値のある電話」※で勝負するか、圧倒的な安さで勝負するかのどちらかですね。
※トヨタは2006年にKDDIと共同開発した「TiMO]を販売していますがパッとしませんでしたね・・・
しかもこれは憶測ですが、イケアは恐らくレストランの収益性をそこまで追求していないと思います。
だって家具屋ですもの。
私ならレストランのお客様の何パーセントが帰りに自社の商品を買ってくれるか。 そこの重点を置きレストランを経営します。 言わば、レストランは広告宣伝です。
やるなら徹底的にやるしか今の時代は勝ち残っていけません。
家具屋なのに大道芸人がきたり、何かの展示会があったりとお客様を飽きさせない努力を常にしている。 ↓
コンビニで商品の陳列を変えただけで売り上げが上がるのと一緒です。 お客様は常に目新しいモノ(変化)を求めています。
だからイベントでお客様のキモチを引き付ける事が大切なんですね。
しかも夏休みのぬりえや親子ウォークラリーは家具とは何にも関係ありません。 でも、もうお分かりですよね? イケアが何を提案したいのか。
こちらはイケアファミリーのメンバー限定企画・ バースデーケーキプレゼント。
自社のメンバー(常連客)には特別な特典を用意することで優越感を提供でき、また日ごろの感謝の気持ちをお伝えすることが出来ます。
私もサービスとは平等ではなく公平であるべきだと考えております。
写真は取り忘れましたが、キッズルームもすごい。 テーマパーク顔負けの設備です。
確かにキッズルームがあれば大人はゆっくり買い物が出来るからお店の滞留時間が伸びる。 キッズが楽しい思いをすれば、また行きたい!と来店頻度が増える。
その戦略の為にキッズルームを用意するのが一般的ですが、イケアの考えはそれだけじゃ無い気がします。
それはキッズルームの預かり時間の限度が1時間に設定されていること。
数万点の家具を展示する大型店にしては1時間は短すぎますよね。
これも私の憶測ですが、イケアは誰にとっても幸せで合ってもらいたいと考えているのではないでしょうか。
いくら楽しい遊び場でも、ママやパパと離れるのは寂しいに違いない・・・
大人の都合だけではなく、そんな子供のキモチを子供目線で考えているような気さえしてきます。
(単に回転率の問題かも知れませんが)
やっぱイケアはスゲーーー。
まだまだ発見した事がありますので、また次回書きますね!
こんな事を常に考えているから嫁に「アンタの頭の中には仕事の事しかないのかい?」って言われてしまうのかも・・・
でも、楽しいんです♪
やらされているわけでもないし、自分が必要だと思うから自然と感じ取っているだけ。
後はそれをどうやってJETSTROKEで表現するか。
考えただけでワクワクします♪
やることいっぱい♪♪
明日は土曜日。 お客さん、いっぱい来てくれるかな?
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