カメレオン型リーダー　ｂｙしゃちょー佐々木ブログ！！！

社長佐々木のFacebookの投稿ブログです。

11月９日投稿

もう10年くらい小学校での紙芝居を続けているけど、興味深いのは学年だけではなくクラスによって性格が全然違うこと。

やはり組織は人の集まりではなく個性の集まりだ。

その個性と価値観が重なり合い、そこに先生の影響が加わり、クラスの性格となる。

会社に置き換えると社風とか企業風土と言える。

僕が紙芝居師の端くれとして大切にしていることは、朝自習が始まるより少し前に教室に到着して子供達と雑談を交わし、クラスの性格を知るようにしていること。そしてその性格に合わせて読む物語を選び、例え隣のクラスと同じ物語を読んだとしても、読み方や登場人物のセリフや間合いや声色は毎回変えていること。更にこのコミュニケーションタイムから既に紙芝居は始まっていると意識すること。

これをしないと、短時間でそのクラスの子供達の心を掴むことは出来ないし空回りしてスベることもある。www

僕が何を読み何を語りたいかより、子供たちが何を聞きどんな時間を過ごしたいかの方が遥かに優先順位が高いってことです。

僕は自分の組織や他の組織に関わる時もこれを意識しています。

会社もまた、人の集まりではなく個性の集まり。

従業員さんが20人居ればマネジメントは20通り必要となる。そして築き上げて来た社風(性格)は簡単には変わらずとも、良くも悪くも組織のご機嫌は毎日変わる。モチベーションではなくテンションってやつね。だから毎朝一人一人声をかけて、目を見て握手して軽く雑談し、組織の生の状態を把握する。そして朝礼前に手を打つ。微調整を行う。それが僕の朝イチの仕事。自分が動く前に人を最高の状態にして動かす。

めんどくさーーー。

って思う人もいるだろうけど、これは僕の人生にとって「価値のある時間」なので効率は求めません。

とはいえ、ご機嫌とりはしない。

スタッフさんに視線は合わせるけど、経営者としての視座は下げない。←コレ重要。

また講演などでお呼び頂いたときも、少し早めに会場に入り参加者の方とお話をしながら講演内容を調整したり、時には用意してきた内容とは全く別のことを話したりもする。

僕は昔、トップダウン強めのライオン型のボスだった。
それはそれで、必要な時代でもあった。

けれど今は、皆の個性に合わせて、自分が色を変えられるカメレオン型のリーダーで在りたいと思っている。

さぁ！紙芝居がはじまるよ～！(^-^)/