しゃちょー佐々木ブログ！！！

社長佐々木のFacebookの投稿ブログです。

11月４日投稿

成りたい姿から逆算した経営計画書の製作や各事業部の売上目標、また昇給基準なども大切だけど、それだけで人は動かない。

やっぱり雇用する側とされる側、そのお互いの夢と価値観をリンクさせる作業ってとても大切だし、そこに終わりはないって思う。

僕は日本にいる間は毎日朝礼に参加し、そこで会社の理念やビジョンや個人の夢を語ります。「これがうちの強みであり顧客の価値だぞ～！その価値を最大化する為にこっちの方向へ進むぞ～！そして俺はこうやって生きて、次世代にこうやって残すぞ～！」って、マンネリ化しないよう色んな話を交えながら、声でかく(笑)熱苦しく語ります。

それと同時に仲間の夢も聞きます。「皆のやりたい事や成りたい姿を俺に教えてくれ～！」って。次に教えてもらった仲間の夢に対し自分に協力出来ることを探します。時にはその人の夢(つよみ)を軸に会社の戦略を描いたりもします。また中には夢が無いタイプの人も居るので、そんな人にはこの会社の中で実現できそうな夢を提案したり、夢なんて無くたって毎日を全力で楽しんでさえいれば、自ずと進む方向性は決まってくるし、それが君らしさだと伝えます。

崇高な理念や明確なビジョンやルールやマニュアルも大切だけど、やっぱり一人一人と向き合うこと。知り合うこと。語り合うことって大切です。全ては関係性の上にしか成り立たないから。(^_^)v　特にうちは1台の車を何人もの手で作るモノづくり屋だから、チーム造りやヒトヅクリは、品質やスピードに直接影響が出るポイントなんです。

僕のやっている紙芝居ボランティアは、小学校1年から6年生がメインで、1学年につき3～4クラスある。

年齢や性別や性格は当然バラバラで、本来は一対一で語りたいけどそうもいかず、毎回一対全員となる。

このクラス単位で行われる朝自習の紙芝居では、演者はいち早くこのクラスの性格を読み取り、その性格に合わせて物語を選んだり、声の抑揚やスピードを変化させる必要があります。もちろん細かいセリフは即興で考えるし、参加型の物語が好きだから、自分が話すより皆の声を聞くことに力を使ってます。これがピタッとハマると、先生が羨むような一体感がクラスに充満し、興奮と熱気に包まれる。その状態を20分という限られた時間で作る。それが僕のエンターテイメント紙芝居。d=(^o^)=b

僕の紙芝居に正しさなんて要らない。教育や道徳目的の紙芝居ならこんなに長く続けて来れなかったと思う。これは会社も一緒。とにかく皆にとって、今日を熱狂的で忘れられない楽しい１日にする。そしてそれを１日でも長く多く提供する。僕の仕事はそれだけ。

いつも最後に「今日の紙芝居はどうだった？」と感想を聞くんだけど「楽しかった。」程度なら僕の実力不足。逆に「次はいつ来てくれるのー！？」なら僕の勝ち。(*^^*)　今日は担任の先生を目の前にして「おじさんまだ帰らないで～！！」って言わせちゃった！最高！ｲﾔﾝ!😏　でもお兄さんだからな！ww

相互コミュニケーションの大切さとテクニックは全て、この紙芝居から学ばせてもらった。