null-barの生足

こんばんは。

小田切です。

 

本日、前からちょいちょい来てくれていたK君が

STREETEC ultraLowをご注文。

 

業者さんで興味持ってくれている方とかも結構いましたが、

なんだかんだ注文や問い合わせはエアサスシリーズの方が多く

ご注文第一号。

 

車はザ・ビートル。

この型。

 

しかもK君もともと1.4Lのリアがアクスルのビートルに乗っていて

最初ホイールとアクスル加工のご依頼だったのですが、

たまたま、程度のいい2Lのビートルが出てきたとのことで乗り換え。

 

しかも、今回の2Lモデルはリアがマルチリンクになって

キャンバーの調整や車高が下がっていけばキャンバーがネガティブ方向に

ついてくるのでエアサスや車高短仕様にはこちらの足の方が

向いてますね。

 

ちなみにトーションビームだとこんな構造。

室内空間を確保しやすく、コストも安価になりやすいですが、

足の動きによるキャンバーの変化や調整は基本行えず、

固定的になります。

なので車高が下がってもキャンバーがついたりもしないので

ツライチの時に足が中に入って行ってフェンダーかわしてくれるなんて動きにはなりません。

 

キャンバーを付けるにはいわゆるアクスル加工になりますが、

構造上、走行車高を当初の設定車高から外れたりすると

アライメントの想定値が変わってくるため、

方減りなども起きやすく、見た目優先でなければあんまりお勧めしません。

 

一方マルチリンクだと、VW系のこの構造の場合アッパーアームがあるので

キャンバー角の調整が可能ですし、

車高が下がっていくとキャンバーがついて中にタイヤが入っていく動きをするので

ツライチまで攻めやすいんです。

 

なので、ある程度以上の車高短希望者は

VWのようにグレードでトーションビームとマルチリンクの設定がある場合は

マルチリンクの車両を買いましょう(笑)

 

 

で、今回の注文くれたultraLow

既存のビルシュタインショックのバネ組み換え仕様ではなく

ショックを専用仕様にオーダーしたうえでのシャコタン専用仕様。

 

 

既存の一般に販売されているビルシュタインショックでは到底落ちないような車高までローダウンが可能です。

一例でいえばこんな感じ。

 

車両によりますが、60mm~140mmのローダウンが可能です。

 

ビルシュタインをベースに専用のアッパーやスプリングを運営元STREETEC組込みでいるので、こちらも100% Made in Germany。

 

もちろんただ車高が下がる仕様ではなく車高短なりにしっかりと走れるように

基本メインスプリング+ヘルパースプリング仕様で伸び側のストロークも確保しています。

 

スライドアッパーマウントも標準装備。

 

最近より乗り心地重視に純正アッパーを使うアッパーマウントレス仕様もオーダー可能です。

まぁここまで車高下げて乗り心地ほしいなら、エアサスのPeformanceの方をお勧めします(笑)

 

そしてnull-barではお馴染みですが

ラインナップをVW系・AUDI系に絞り

その分ちゃんとテストを行ったうえで製品としてリリースされています。

 

いつも言ってますが(笑)、

石畳の街中から、アウトバーンまでこなせなくてはならないドイツで

開発され販売されているサスペンションです。

性能は言わずもがな。

 

また、TUVの問題で日本では高スペック車高調の証である全長式ではなく

ネジ式の車高調ですが、

これは欧州車シーンではお馴染みの

オーソドックスなビルシュタインだってKWだってH&Rだってネジ式です。

 

はっきりいって全長式であることが高性能の証ではありません。

 

そして性能云々ももちろんですがせっかくのドイツ車には100% Made in Germanyの足はいかがでしょうか?

 

下がるだけの車高調はいっぱいあります。

欧州車シーンでは高性能だけどそんなに下がらない車高調もあります。

でも、下がってかつちゃんと走れるのが一番ですよね。

 

僕らが掲げるnull-barのウリは『魅せる高性能』。

下げつつ走れることが欲しい方はお試しください。

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