しゃちょー佐々木ブログ!!
社長佐々木のFacebookの投稿ブログです♪
8月17日投稿
今月は「遅刻者は組織における青→黄色の見えない点滅信号」というテーマで連載記事を書きました。
以前「雑誌の切り抜き写真だと文章がボケて読みづらい」というお声を頂きましたので、テキストでも貼らせてもらいます。(^_-)-☆
ちなみに、今日から12回目のドバイ渡航です。約半月滞在する予定です。(^_-)-☆ 今の時期、気温は平均40℃オーバー。暑い日は50℃近いので焦げますな。(笑) 個人のインスタでもストーリー上げるのでお暇な方はドーゾ♪
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「続×5 独立する者の心構え十五か条」
■サインを見逃すな
最近、遅刻者が数名出ました。そこで朝礼で「僕らはどこへ向かうのか」という話をしました。「ビーチの波打ち際で遊ぶだけなら海の家で買った浮き輪で十分。その波を乗りこなすならサーフボードが必要。本格的にマリンレジャーを楽しむならクルーザーと免許が必要だし、漁に出るならしっかりとした漁船が必要で、海を渡り他の国へ行くなら大型タンカーや大型客船がマスト。そして海水浴に覚悟もスキルも必要ないけど、目指す場所が遠くなればなるほど、自己鍛錬や設備投資や挑む覚悟や自分以外のクルーも必要になってくる。スポーツで例えるなら、キャッチボール、草野球、プロ野球、メジャーリーグと目指すフィールドが高ければ高いほど、自分のスタンスと行動も変化させなければならない。今僕らは、どこへ向かうのか。今一度目をつぶり、心に手を当てて、自分に問いて欲しい。」と。
たまたまの遅刻など存在しません。遅刻には必ず理由があります。そしてその理由に道路状況や目覚まし時計は関係ありません。必ず他に原因がある。僕は遅刻者が出ることは、組織形成において青から黄色への見えない点滅信号だと捉えています。ここは決して見て見ぬふりをしてはならない。なぜなら黄色から赤へと点滅する頃にはもうその問題は解決不可能なレベルに陥っていることが殆どだから。この視点はうちの幹部にも徹底的に教え込んでいますし、幹部以外でも自分のチームのメンバーに遅刻者が出た場合、すぐに手を打つ風土を作っています。
大切なのは、ここでいう「手を打つ」とは叱るとか処罰するとかではありません。むしろ、リーダー陣は自分の日頃のマネジメントに矢印を向けなければなりません。
■ニンジンは延命措置
僕は人生の中に仕事があるのではなく、仕事の中に人生を見出していきたいと思っています。また、世に生を得た以上、何か大きなことを成し遂げたいと思っています。会社の社長とは大なり小なり、このような志をもって会社を経営しているはずです。しかし、スタッフさんは全員が全員、社長と同じように志が高い状態を保てるかというと、そうではありません。むしろそうでなくても構いません。誰だって毎日の日常業務に追われていると、ついついそもそもの仕事の目的を忘れてしまうものです。
だからこそ、自走する組織において必要なのは、遅刻者を罰する仕組みではなく、スタッフさんの志という焚火が小さくならないように、常に火の大きさを個別管理し、火が小さくなる前に、何のために燃えるのか、何をするかより何故するのかという問いに対しての薪をくべる事のできるリーダーを然るべきポジションに配置することです。
ではここでいう薪とは何でしょうか。ボーナスでしょうか。休日でしょうか。プレゼントでしょうか。
確かにそれも間違ってはいません。しかし、モチベーションとテンションは違います。上記のような瞬間起爆剤で焚火は燃えあがり、下がっていたテンションを上げることはできますが、そう長くは続かず、また直ぐに瞬間起爆剤が必要になってしまいます。それは目の間にニンジンをぶら下げられて走る馬と一緒。延命措置に過ぎません。よって本人の志の火に影響を及ぼすことはできません。ではリーダーは具体的に何をするべきなのでしょうか。
■上がる下るではなく忘れる。
リーダーに課せられた最重要と言っても過言ではない業務。それは未来(ビジョン)を語る事です。また夢を聞いてあげることです。組織において、個人の焚火が弱まる原因の殆どは、自分の未来が見えないことから起こります。しかしあなたも思い出してください。スタッフさんを面接した時、誰もがワクワクするような夢や希望を語ってくれていませんでしたか。そうです。テンションとは違い、モチベーションとは上がる下るではなく、忘れたり思い出したりするものなのです。そして忘れることは悪いことではありません。忘れてしまうような環境が悪なだけです。だからこそ社長は毎日当たり前に夢を語り、社長だけではなく、組織としての夢を語ることの出来るリーダーが必要なのです。仕事の現場に理想と現実のギャップはつきもの。むしろギャップが無ければ挑む価値が無いのと一緒。壁が無ければ登ることさえ出来ず、海が無ければ航海をすることさえ出来ません。リーダーは自分の部下に対し、浮き輪でチャプチャプの人生で満足なのか、それとも誰よりも遠くの海へ挑みたいのか、その答えを自分の背中を通じて語り、皆が忘れぬよう、努めなければなりません。それがマネジメントです。
■課題は伸びしろ
我がジェットストロークにも課題は山積みです。僕もスタッフさんと本音トークでメシを食い、夢を語り、夢を聞くことが足りていなかったと反省しています。遅刻させちゃって悪かったね。もう一度、何度でも、夢を語り合うところから始めよう。(^_-)-☆
■独立する者の心構え ⑪変化を怖がるな(前号の続き)
鈑金塗装業界に限らず、過去の成功事例なんてクソの役にも立たない時代に拍車がかかって来ました。中古車販売業界ではロードサイドの展示場よりWEBに掲載する写真の撮り方や動画での表現が重要になっていますし、我々カスタム業界も創業当初はメイン業務だったエアロパーツの取り付けは激減し、代わりに昭和の名車のセミレストア&オールペンは全国からご依頼を承り、自社開発のエアサスペンション販売&取付、塗ってはがせるラバーディップ、高級車をターゲットにしたSPPF(スプレーペイントプロテクション)等の施工が激増しています。(職人さんが足らない(;^ω^)) ここで伝えたいのは、業態変化を怖がるなということ。安定は衰退の始まりです。新しい挑戦に一歩踏み出すのは誰でも怖いものですが、これからの時代、踏み出さずに縮こまっている方が、リスクが高いと僕は思います。僕に時代そのものを作ることは出来ませんが、時代の波を感じ、時代の最先端に立つ努力は常にしています。失敗したって命は取られませんから、死ぬこと以外かすり傷の精神で挑むのみです。しかし、やみくもに作業メニューを増やすのではなく、自分の得意分野を活かし、鈑金塗装しか出来ない鈑金塗装屋を脱却していきましょう。
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