千葉県発!これぞワンオフ加工!バンパーのFRP成形&モデリング!

※下記の内容は2018年以前のみんカラブログの記事をホームページ用に転載した過去ログとなります。

 

みなさんこんにちわ!
千葉県鎌ヶ谷市のジェットストロークです。

今日はFRPバンパーのワンオフ成形(リア加工)についての特集ブログを書いてみようと思います。

とその前に1つ紹介させてください。

この度ジェットストロークでは、エアロパーツのワンオフ&カーボン加工の専門チャンネル「ジェットコンセプト」をオープンさせました!

ぜひ覗いてみてくださいね!

それでは話を戻します。

順序的にはまずデザイン画を起こし、オーナーとディスカッション。OKが出たらモデリング、FRP成形、塗装、完成。という流れでご紹介して行きたいと思います。

まずはデザインスケッチを数種類製作します。 お車は30前 セルシオ。

オーナーさんと一緒に話しながら、その場でデザインを煮詰めて行きます。

オーナーさんから色々な案を聞いたり、雑誌などを参考にしたり、こちらから提案させてもらったりして、デザインを煮詰めて行きます。   とても時間のかかる作業ですが、この時間をおろそかにするとお互いのニュアンスの違いや、イメージを統一する事が出来ませんのでしっかりとディスカッションを行ないます。

またウチの利点としては、実際に作業に携わる人間と直接話ができるという点もメリットではないでしょうか☆☆

いよいよ試行錯誤の結果、デザインが決定!

今回は欧州チューナー風のアグレッシブなデザインをイメージ。

デザインスケッチの段階で、かなりのかっこ良さです。

さぁ!それでは早速製作に入って行きましょう。

今回はコチラのリアバンパーがベースです。 メーカーさんはエイムゲイン。

まずはラインを引いてみて、全体のバランスを取ります。↓

全体のボリュームがイメージ出来たら、不要な部分を切り抜きます。↓

切り抜いた場所にウレタンを盛って行きます。ウレタンの接着は一先ずアロンアルファーを使用

茶色い粘度っぽい部分は、「ワーカブルレジン」と言って、メーカーが新車をつくるのにも使う収縮の少ないモデリング素材です。 主剤と硬化剤を50:50で混ぜ合わせながら作業いたします。

硬化時間は季節にもよりますが、8~12時間とかなり長め。 しかし、硬化すると
ペーパーなどでもサクサク削れ、非常に作業性が楽です。 また削りすぎてしまったら同製品を継ぎ足す事も可能です。 (ちょっと水を使うのがポイント)

私の修行先だったモデリング&カスタム屋さんからの直伝の方法です。 良い物を作るには良い材料を知らなければなりません。

そしてウレタンとワーカブルを使ったモデリングか終了したら、いよいよFRPを張り込みます。

まずは表面から。

2~3センチほど従来のバンパーをすり鉢状に研磨し、新しく製作した箇所となだらかにファイバーで繋いでいきます。そうすることで、点ではなく面で一体化する事が出来ます。

また表面が硬化した段階で、余分なウレタンを排除し、裏側からも挟み込むようにして強度を確保します。

こんな感じ↓

わかるかな。。。。  わからんかな。。。。。

樹脂パテぬりぬり。。

樹脂パテとはFRP樹脂と画像にある謎の粉を混ぜてペースト状にしたものです。

コカインではありません。(笑)    ※アエロジルって言います。(微粉末シルカ)

少しづつ樹脂を含浸(浸透)しながら張り込みます。2プライ。

わかりますか? 純正バンパーとの接合部の所がすり鉢状に削ってあって、そこにFRPが張ってあります。

こんな感じで表面をくるっとFRPで巻き込みます。張り込み完成!

余分な所は完全乾燥する前にカッターでカット!!この作業が後々響くんですよ。

 

途中、どくろべいや途中下車の旅が入ります。ノークレームでお願いします。(笑)

そしてファイバーが固まったら、もう一度表面をパテで成形し直します。

この作業が意外と厄介なので、成形の手法的には簡易的なメス型を製作して抜いてしまうという事もします。

ですが今回は抜き勾配を考えず、デザイン重視で製作しましたのでこの方法で行ないました。

鬼のパテ研ぎ&面出しです。(デザイナーの黒ちゃん)

最高のパートナーです。

そしてパテは使っていますが、重量はそれほど増えていません。 なぜなら、パテはあくまでも表面の面出しのみに使っているだけだからです。

パテがゴテゴテで重いバンパーは後々クラックの原因にもなりますからね。

裏側を見られても美しい作品に仕上げます。

コシコシコシコシ・・・・・・・・・

パテパテパテパテ・・・・・・・

地道な作業が何日も続く・・・・・・・・・

そしてようやく成形終了。

車体に合わせてみました!!

かっこいい!!

牽引フックも加工して使用できるようにしました。

そしてお次は中央部に入るフィンの数を選定します。

まずはイラストレーターでイメージを。

オーナー様にもメールなどで画像を送り、数日後返答が。。。

7本で決定!!

全ての大きさが0.1mm単位で大きさが異なる為、一づつバンパーに合わせながら丁寧に製作致しました。 (マジで根気のいる作業です・・・)
でも、隙間が生まれて後々恥をかくよりはマシです。(もうここまで来るとプライドとの勝負です。)

フィンが入りました!! 縦フィンってとっても力強くて高級感のあるイメージになりますね!

私と黒ちゃんの間では、「パルテノンフィン」と名づけました。(笑)

そしていよいよ塗装です。

塗り分けしますので、ボブ店長&塗装工リョータの出番です。

そして車体の方は、マフラーの出面が左右で若干ずれていた為、溶接加工して完璧に修正しました。  コダワッテマス!!

そしていよいよ完成!!

とっても迫力のあるリアビューです。(セッションプラチナムにて)

最初のイメージ画ともピッタリでしょ?!

これこそがワンオフ加工の真髄です。

そして、これからの時代。

車に個性を求める方と、まったく求めない方とが二極化するのではないかと言う評論家の方々がいます。

車は趣味と割り切る人。

車は生活の術と割り切る人。

趣味と割り切る人は、自分の想像を形にしてくれるプロショップを選ぶと思います。
オーディオに特化したお店やエンジンチューンに特化したお店など。

また生活と割り切る人は、日々のメンテナンスや外装の美観に強い店を選ぶと思います。 この分野での圧倒的地位はディーラーさんや全国チェーン店さんですね。

そして、私達にとって悲しいことではありますが、車にステータス性を感じないという人たちは確実に増えているという事です。

しかしその反面、中間層がいるのも事実。

また、その両立をしたいと考えている人たちも少なくないと私は考えます。

世論で騒がれている二者択一の発想。

勝ち組・負け組

草食系・肉食系 など。

様々な考えがあって当然ですが、別に「俺はこっち派だ!」なんて決めなくても良いし、もっと気軽にカーライフを楽しんで欲しい。

カスタム好きも、地元のおばちゃんも、みんながウチを利用してくれ、常に人が行き交うムーヴメントの発信基地になりたい。

そしてそれらが中途半端にならないよう、双方を高いレベルで両立させたい。

今はまだカスタム屋のイメージの方が先行していますが、他の分野の種まきも徐々に行なっております。

数年後、今の何倍もの力を付けて、二兎を追いながら華麗に二兎を手にして見せます。

↑かっこつけすぎ(笑)

オーナーのF君、ご依頼有難うございました。

また何回も足を運んでくれた彼女さんも有難うございました。

今後もどうぞ宜しくお願い致します♪

一同

少数精鋭顧客満足技術集団! ジェットストロークを宜しくお願い致します。

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